今日fotoliaからメールが来ていて、「Adobe Stockコントリビュータープラットフォーム」(ベータ版)が開始されたということなので、さっそく登録してみました。
Adobe Stockとfotolia
fotoliaは2015年1月にAdobeに買収されたという経緯があります。
「Adobe Stock」はAdobeのストックフォトサービスでコンテンツはfotoliaと同じものを販売しています。Adobe Creative Cloud(Photoshop CCやIllustrator CCなど)からシームレスに利用できるのが特徴です。
fotoliaで販売されているものが自動的にAdobe Stockでも販売されていましたが、Adobe Stock側の販売者向けのポータルサイトは今までなかった状況で、今回ベータ版のポータルサイトが開始されたということです。
AdobeStockの登録とfotoliaアカウントの同期
Adobe Stockとfotoliaを同期すると、どちらのサイトで作業をしても片方で行った作業がもう片方に反映されるとのことです。
Adobe Stockとfotoliaの販売者アカウントの同期は簡単です。
しかし、Adobe Stockクリエイター登録時にfotoliaアカウントとの同期を行わないと、そのあと二度と同期することはできないようなので注意してください。
まずはAdobe StockコントリビュータープラットフォームからAdobe IDでログインします。Adobe IDを持っていない場合は新規作成してください。
Adobe IDでログインすると、fotoliaのクリエーターかどうか聞かれるので、fotoliaのクリエーターの方は「はい、私はfotoliaのクリエーターです」を選んでください。
(fotoliaのアカウントを持っていない方はAdobe Stockだけの登録もできます。)
fotoliaのユーザー名とパスワードを入力します。
利用規約などに同意します。
これでAdobe Stockの登録とfotoliaアカウントの同期は完了です。
ファイルアップロード画面がはじめに出てきました。画像ファイルの条件などはfotoliaと一緒のようです。
アップロードはまだ試していないんですが、fotoliaにはない自動タグ付け機能もあるようです。
ポートフォーリオもfotoliaのものが同期されていました。
販売数や報酬金額もfotoliaのものが反映されていました。
報酬金額はfotoliaのクレジットではなく、日本円で表示されていました。
また報酬の支払い申請もAdobeStock側からできるようです。
他にもアカウントの設定や販売状況の確認、アップロードされたファイルの審査状況などが見れます。
まとめ
Adobe StockのコントリビューターポータルはfotoliaよりもUIがシンプルで洗練されている印象です。
そして今後少しずつ改良されていくと思われます。
Adobe製品の利用者は世界でかなりたくさんいるので、Adobe Stockにも頑張ってもらった方が販売者側としてはありがたいところです。
fotoliaブランドがなくなるということは当分無いような気がしますが、今回の件から思うのは、Adobe的にはAdobeStockを推していきたくて、販売者側についてもAdobe Stock側にどんどん寄せていきたいのかなと思われます。
今後アップロード作業をどちらのサイトでするかは悩ましいところですが、自動タグ付け機能もあるし、Adobe Stock側で少し試していこうかなと思っています。