fotoliaのキーワードを英語にするか日本語にするか

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キーワードの言語設定

fotoliaでは写真をアップロードするときにタイトルとキーワードの言語設定を変更することができます。
みなさんは日本語で入力しているでしょうか?
僕は日本語で登録したり、英語で登録したりしています。
日本語で登録したときと英語で登録したときで、売れ行きなどに違いが出るかなと思って試しながら様子を見ています。
fotoliaは世界展開していて、そのうち日本語での売り上げは半分もないでしょう。スペイン語やドイツ語などにも翻訳されるので、英語で登録する意味がどれだけあるのかは分かりませんが…

結果はどうなったでしょうか?

審査結果にはあまり影響しない

言語が日本語でも英語でも審査の速さや通過率には影響ないように思います。
日本語と英語で一緒に出してみると、同じタイミングで審査結果が返ってくるので、言語によって違う部署で審査しているということはなさそうです。
キーワードの翻訳結果が重複したり、全く関係ない言葉に翻訳されたりした場合は審査に影響するかもしれません。

検索結果に影響する

検索される場合には多少の影響があると思われます。
一応どの言語で登録してもキーワードは各国語に翻訳されるのであまり問題はないのですが、翻訳は完璧ではないので微妙な翻訳になったり、固有名詞のような翻訳しにくい単語は翻訳されずに削除されたりします。
またタイトルは翻訳されずに元の言語のまま表示されます。

fotoliaの場合は元の単語1つに対して翻訳された単語1つが割り当てられるように思います。
shutterstockの場合は、登録は英語のみですが元の単語1つに対して翻訳された単語は複数割り当てられます。

翻訳結果の確認方法

各写真の販売ページを表示して、URLのjpの部分をusにすると英語の販売ページが確認できます。

fotoliaの英語ページの見方

下の画像は日本語登録した写真のキーワードを英語ページで見た場合ですが、日本語で登録したキーワードが英訳された結果、固有名詞や翻訳しにくい単語が削除されているのが分かります。

fotoliaのキーワードの翻訳結果

売り上げにも影響する?

検索結果に影響するということは売り上げにも少なからず影響するでしょう。
登録する写真が日本で売れそうなのか、海外で売れそうなのかを考えて、言語設定を変えるのもよいかと思います。
日本のローカルな風景写真は日本語で、海外でウケそうな自然な雰囲気の物撮り写真は英語でといった具合に。

実際の売り上げ

実際に自分の登録している写真が、日本語で登録したものと英語で登録したもので、どのくらい差があるのか調べてみました。

登録枚数比率: 日本語66%、英語34%
売上枚数比率: 日本語47%、英語53% (重複カウントした場合)
売上枚数比率: 日本語56%、英語44% (重複カウントしない場合)
(重複カウントは1枚の写真が複数回売れた場合カウントするかしないかです)

全く同じ写真を日本語と英語で登録しているわけではないので正しい比較にはなりませんが、自分の場合は登録枚数の比率に対して英語で登録した方が売れているという結果になりました。
あくまでも自分の写真での結果なので、もちろん一概には言えないと思います。
たまたま英語で登録した写真が売れ筋だっただけかもしれないですし、誤差の範囲とも言えますし。

言語設定の確認を毎回忘れずに

言語設定を英語にしてアップロードすると、次にアップロードするときも設定が英語のままになっているので注意が必要です。
言語設定を間違えたまま登録すると、「審査保留中 – 索引情報の問題」というメールが来て、それでも放置していると審査NGとなります。

まとめ

言語設定によって少しは売り上げが変わるのかもしれませんが誤差の範囲内とも言えます。
ただし、固有名詞などの翻訳しにくい単語は翻訳されたときに削除される可能性があります。
写真によって売れる地域を想像して言語設定を変えるのも良いですし、労力面を考えたらいちいち気にせず全て日本語で登録するのも手だと思います。
僕は最近少々面倒になって日本語で登録することが多くなってきています。
もちろん英語で登録した方がよさそうだなと思ったら英語での登録もしていきます。