スマホで簡単に写真販売ができる「スナップマート(Snapmart)」が6月1日にリリースされました。
運営会社は「オプトインキュベート」です。
現在iOSアプリのみ対応しています。
スナップマートの特徴
写真の出品から報酬の受け取りまですべてスマホで完結できるのが特徴です。
販売価格は100円で、本人確認を済ませれば1000円までの価格設定が可能。
報酬率は50〜70%で、開催されているコンテストに応募して入賞すれば賞金を得ることもできます。
最低換金可能額は201円からで換金手数料は200円です。すごく良心的ですね。
企業ロゴやキャラクターが写っている場合は、その権利を所有している企業しか使用できない「クローズド販売」となるようです。
私有地で撮影された写真、有名建築物が写っている写真も「クローズド販売」にできるようです。
デジタル一眼レフカメラなどで撮った写真も登録できますが、写真のアップロードはスマホアプリからのみとなっています。
登録してみた
さっそく登録してみました。
登録は、Facebook、Twitter、メールアドレスで登録できます。
僕はメールアドレスで登録しました。
メールアドレス、パスワード、ユーザー名、プロフィール画像(省略可)を登録して、利用規約にチェックをして登録完了です。
会員登録しなくても他人のアップロードした写真を見ることはできます。
投稿ボタンを押すとカメラロールから写真を選択する画面になります。
10枚まで一度にアップロードできます。
アップロードが完了すると、出品管理画面になります。
写真の編集画面では「人物確認」と「位置情報」を公開するかどうかとタグ付けができます。
タグ付けの画面。
まあまあサクサクと追加できます。
全て入力して「保存」すると、すぐに自分のポートフォーリオに反映されます。
この時点での写真の審査は特にないです。
さっそく販売開始になりました!
簡単なので通勤時間や空き時間にアップロード作業ができそうです。
売れるといいなぁ。
使ってみた感想と今後の予想
会員登録や写真の出品、銀行口座の登録など、スマホで全部できて、アップロード後にすぐに販売になるという手軽さは、今のスマホ時代によく合っていると思います。
スマホで出品できるストックフォトアプリは「fotolia instant」や「EyeEm」などがありますが、スナップマートはそれよりもだいぶ気軽にできるところがいいです。
サービスを企画された、えとみほさんのブログ記事を読むと、どのような思いでこのサービスが生まれたのかが分かります。
・私が「Snapmart(スナップマート)」で実現したい世界について — スマホの写真が売れちゃうアプリ「Snapmart(スナップマート)」公式ブログ — Medium
報酬率の高さや換金可能額の低さは、クリエイターのことをちゃんと考えてるなと感じます。
プロパティの権利処理については、ちゃんと整っているのか若干不安な印象。
いちおう自動でクローズド販売になるみたいですが、これどうなのかなという写真が結構アップロードされてます。
「メルカリ」がかなり流行っているように、スマホに特化して簡単に出品できる仕組みというのは、これから流行る可能性を秘めていますね。
より自然な写真というのはこれからのトレンドでしょうし、Instagramユーザーにうまく浸透していくことができれば伸びる可能性はあるかなぁと思います。
あとは買う人がどれだけいるかですね。
まだまだリリースしたばかりで粗削りな部分もありますが、これからどんどん改善されていくでしょう。
ローンチしたばかりでこれからの成長を見ていくのが面白そうなので、しばらくは使ってみようと思います。
スマホでも売れる写真を意識して撮っていかないとなぁ。